フラクタル理論  細かな部分の変動の連続が全体を作り上げており、波の形が整数倍や黄金比に縮小されたり、拡大されたりして現れるとする理論。日本語では自己相似と訳す。自然界に存在しているさまざまな物象は、一見不規則な形をとっているが、拡大して見ても縮小して見ても、同じに見えるものが少なくない。1975年、IBMの数学者ベノワ・マンデルブロが提唱した理論。

阿吽(あうん)阿呍(あうん)   万物の初めと終わり。出す息と吸う息。息の出入り。阿吽の呼吸」(共に一つの事をする時の相互の微妙な調子や気持)。仏教の呪文(真言)の1つ。悉(しっ)曇(たん)文字梵字)において、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音であり、そこから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを表す言葉とされた。また、宇宙のほかにも、前者を真実や求道心に、後者を智慧や涅槃にたとえる場合もある。次いで、対となる物を表す用語としても使用された。特に狛犬や仁王、沖縄のシーサーなど、一対で存在する宗教的な像のモチーフとされた。口が開いている方を阿形(あぎょう)、閉じている方を吽形(うんぎょう)と言う。転じて、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを阿吽の呼吸、阿吽の仲などと呼ぶ。