素材レベルから形態レベル社会へ上昇するとは、「個人の身体を基盤とする社会」から「個人の意識を基盤とする社会」への移行すること。

 「身体」を行動の基準としてきた社会機構は、全て自己防衛、自己保存の必要性から成立し、発展してきた。身体を基盤とする観念は「現状維持」を至上の価値とします。進化にとって必要なのは、「創造的で自由に拡大する柔軟な意識」である。

 「意識」とは、存在」であり、崇高なる関心崇高意識結実し、崇高なる存在喚起(呼び起こすこと。呼び覚ますこと)する。

宇宙は、人間の意識を通して、宇宙の理念を自己反射的に自覚します。人間の意識とは、宇宙自身の鏡でもあるのです。