あなたは「美」と呼ばれる流行の掟に従って生きている。人間の制限された意識のために、どのように考え、何を信じるべきか、どのように行動して、どんな格好をすべきか、といったことまで規制する社会をあなた方は創りだしてしまったのだ。

 あなた方は、戦争とその噂を恐れる。人に認められないことを恐れる。他の人間の目をのぞき込むのは、ふるえるほど怖いというのに、愛と呼ばれる親しみの情を渇望する。

 あなたは自分の思考によって、自分自身を絶望に追い込んできた。自分の思考によって自分を価値ないものにしてきた。あなたはこういったものをすべて創造してきたのだ。

 「信念」「宗教の教義」、「流行」や「伝統」といった罠に、自ら嵌まった。制限された思考によって制限される思考、それによってさらに制限される思考、こういった罠に嵌まってしまったのである。

 千五十万年(人間を創造してから)の間に物質の中で自分を完全に見失うところまで来てしまった。自分たちで創りだした教義や法律、流行や伝統の奴隷となり、国家や信条、性別や人種の違いによって分断され、嫉妬や苦渋、罪悪感や恐れの中に浸っている。

 あなたは、自分の体を自分だと思い込んでしまったために、生存というものにすっかり囚われてしまったのだ。思考によって自分自身を無知や病気や死に追い込む力が自分にはあるのだ、ということにあなたが気付くとき、より制限のない思考の流れに対して自分を開いてやるだけで、自分にはもっと偉大なものになる力があることに気づくだろう。

 濃密な物質の天界であるこの天界において、はるばる第七のレベルの理解に達するまで進み続けることも出来るのである。この天界、この天国は、「見せる天界」と呼ばれている。ここでは、自分の創造的な力、そして感情という形で表現している自分のどんな態度であろうと、それらを物質の中に見ることができるからだ。