絶対的な霊的知覚という岩の上にこそ、全人類という家族の家は建てられる。そのような人々には、死も存在しないし、死を繰り返すこともない。故に因果の法則(カルマ)は存在しない。因果とは結局、不調和〔老・病・苦・死など〕の実現を目的とする報復に他ならない。報復に代えるのに自我放棄を以てせよ。そうすれば因果の動因は矯正される。なぜなら、因果はそれを発現させようと決めてかかってくる人たちの思いの中にのみ存在するからである。原因を取り除くか、それを一層高い状態で取って代えれば、低い状態は消える。かくして、あなたたちは自分の体のバイブレーションを、因果を招く状態よりも昇華(しょうか)させたことになる。そうしない限り、死んだところで因果は決してなくなりもしないし、破壊もされず、消えもしない、かえって死によって因果が加わり、幾層倍にも増大し、結局、各個人個人の上に大浪のうねりの如くに積み重ねられてゆくだけです。死と生とを放下した瞬間に、これらの因縁因果から解放される、かくして二つとも消えたのである。消えたのであれば、それは忘れ去られてしまうだけである。